ドラマ『POSE/ポーズ』S1感想
海外ドラマ『POSE/ポーズ』のシーズン1の感想です。
FOXテレビにて鑑賞しました。
『glee』を生み出したライアン・マーフィーの新作。1980年代のニューヨークのLGBTQコミュニティ、ボールカルチャーを描くドラマです。
我らがライアン・マーフィー先輩には一生ついていきます!という気持ちでいっぱいです。
最終回のみんながレストランでわいわいやってるラストショット、『glee』のみんながブレッドスティックスでわいわいしてる図と重なって、愛おしくて泣いてしまった。
あと『glee』つながりで言えば、1話の最初のカットで映ったハウスオブエレクトラのアパートの部屋が『glee』でNYに引っ越したレイチェルとカートの部屋に似てて、まずそこで泣いちゃいました。
NYで家賃安いとこってなると大体あんな感じのイメージなのかもだけど、一人で嬉しくって祀りました。
好きなもの同士がつながるのほんと嬉しいし、大好きなものにこうして出会える私、本当に幸せだなあと最近特に感じます。
兎にも角にも、エンジェルが最強!!!
最高に美しいしチャーミングだし格好いいし可愛いーーー!インディア・ムーア推していきます。滅茶苦茶に惹かれる。
ずっと平和な家庭で育ってレールにまっすぐ沿ってきた私としては、デイモンをはじめ、みんながとてつもなく魅力的なんだよなあ、当事者じゃないからこんなこと簡単に言えるんだろうけど。
だからスタンがエンジェルに惹かれる気持ちが分かる気がする。
あとは、もう純粋にボールカルチャー楽しすぎます!
ドキュメンタリー映画『パリ、夜は眠らない』と、そこから影響を受けたものがたくさん登場する『ルポールのドラァグレース』でしかボールカルチャーを知らないのですが、まじで楽しい。語彙力欲しい。ファビュい!
このドラマのおかげでヴォーギングが前より上手になったのが何気に嬉しいです。
楽しいなあ!!!!毎日あんな服着て生きたいなあ!!!!!赤とか緑とか大好きで最初の方会社にも着て行ってたけど周りにいちいち絡まれる&派手だとこそこそ言われるの疲れて最近白黒ばっか着てるの嫌になってきました。
会社とか退屈なんだからせめて服だけでもギラギラしたいよなあ!なんならヴォーギングしながら街中歩きたいわなーー。ただただファビュいです。家で一人でYAS to YAS!って叫んでました。
サントラも最高最強ですねえ。
ライアン・マーフィー本当に好きです。天才だと真剣に思います。
デイモンの「I wanna dance with somebody」
スタンとエンジェルの「Running up that hill」
our songという概念が最高にキュートで、私も誰かとour songだと思える曲を見つけたいなあ。
ブランカとプレイの「Home」
このあたりが特に好きです。
曲のこと考えてたらglee観たくなってきました。
こないだ、同じくライアン・マーフィーの映画『ノーマルハート』を観たばかりでその時も強く思ったけど、
みんなが好きな人とずっと過ごせたらいいのにっていう滅茶苦茶基本だけどなかなか叶わないよね。
HIV関連のシーン辛すぎる。好きな人が苦しんでて死にかけてるのに治療法がないとか、その好きな人から自分も感染して自分もいつかああいうふうになると思いながら世話をするとか、
簡単に言葉にしてしまいたくないのですが、こういう苦しみを味わった人が何十万人といたんだからこそ、そのひとたちの存在を讃えるためにももっと性的マイノリティに寛容な世界になって欲しいです。
私達の世代で変わると信じております。
最後の2話で突然ジグリー・カリエンテ出てきて感激したけどドラァグレース界隈でこれ話題になってたのかなあ。全く知らなかったので感激でした。
最近何かとNetflixを愛用してますが、高校生くらいまでずっとFOXで色々海外ドラマ見てて。
新しいエピソード観たらまた一週間待たなきゃいけなくて、その間に何回も何回もそのエピソード見返して次の週を楽しみにするっていうスタイルが懐かしくなりました。Netflixでビンジウォッチングもいいけど、従来のケーブルTVで毎週の更新を楽しみにするのも良いですね。