『WERQ THE WORLD』東京公演レポ①ミーグリ編
みなさん、日本だとNetflixで配信されている『ルポールのドラァグレース』ってご存知ですか?
簡単に言っちゃうと、ドラァグクイーンのリアリティショー。
毎シーズン、激戦のオーディションを通過したドラァグクイーンたち10数名を集めて、そこからメイク、ファッション、ダンス、歌、ユーモアとか様々な角度から彼女たちをルポールというカリスマなクイーンをはじめとするジャッジ達が評価していって、最終的に1番のクイーンを決める番組です。
私はこの番組が大好きで、4年前にこの番組との出会ったことで人生が大きく変わったと言っても過言ではないのですが。
書きたいことがたくさんあるので、番組自体に関しては、また別の記事でじっくり書きたいなあと思います。
今回書きたいのは、その番組出身のクイーンが出演する『WERQ THE WORLD』というライブの来日公演に行ってきた日のお話です。
日本に来てくれたんだよなあーーあの日の東京に彼女達は確かに存在したんだよな。
今考えても信じられない。
去年の秋のチケット販売開始日、私はあっさりとミート&グリート(ライブ開始前にクイーン達と写真が撮れる)チケット戦争に負けてしまったのですが、同じくドラァグレース大ファンの親友がミーグリチケットを2枚、しかも整理番号10番以内のものを勝ち取ってくれて、そこから今年の半年まで毎日3月2日当日のことを考えてました。
何着て行こうかなあ、どんなメイクしようかなあ、写真撮れるなんてやばくない?、てかなんて話せばいいんだ、お土産何渡そう、とか。
いよいよあと少しで3月2日!という頃になって、コロナウイルスの影響で開催できるのかという問題も出てきたり、友人の最推しであるシャロン・ニードルズが不参加にもなったりしましたが、なんとか無事開催!
関西からはるばる東京のZepp diversityに駆けつけると、普段の街中ではあまり見かけないド派手なファッションやメイクの人たちがたくさん。
今まであんまり周りにドラァクレース好きがあたなかったので、
このコミュニティは確かに存在するんだなととても感激でした。
ミーグリ専用レーンに並んで開場すると、ドラァグレースで見かけるようなテンション高めな海外のお兄さん達がスタッフをしてて、グッズ買うだけでもワクワク。お会計してくれたお兄さんのネイル可愛かった。
まあまあ良いお値段でしたがテンション爆上げだったのて、よくクイーンがサッって開いてる大きい扇子と、
あと各クイーン達のポスターを購入して、トータル8千円くらいいってた気がする。
その後、いよいよミーグリのレーンに並ぶことに。
なんせミーグリ整理番号が全部で200番くらい中、10番以内だったので、ド緊張。
目の前にクイーン達が座るであろうテーブルとイスが。
日本では会えないだろうなとずっと思ってたクイーン達が、わざわざ東京にまでやってきてくれて、しかも今から目の前に現れるという実感ゼロな状態の中、しばらくすると彼女達がやってきました!
写ってるのはプラスティークとキムチー!
準備中。
この時点で2人して大号泣。
憧れの人たちが日本にいて、しかも私たちの目の前に存在するという、夢でしか起こり得ないと思ってたことが現実に起こってしまったことがあまりにも嬉しくて。
泣きじゃくってる間に、いつのまにかミーグリが開始されてて、泣き止む間もなく、私たちの番に。
友人が先に行ってくれて、その様子を列から見てる間も、私の親友がモネやプラスティークやキムチーやアクアリア、デトックス、チャキチと話してるんですが?!?!?!?!?ってパニックで、
スタッフのおじさんに慰められたりしてたらついに私の順番が回ってきてしまいました。
最初はモネ、プラスティーク、キムチーの3人がいるテーブルなのですが、
慰めてもらったおかげでちょっと落ち着いてたのに、目の前まで行って、クイーン達に声かけられたら、この現実があまりにも尊すぎてまた泣き崩れてしまいました。
なのに皆全く嫌な顔せず、"I love your outfit!"とか"you are the cutest"とか言ってくれて、さらに号泣。サイン書いてもらったあと、時間決まってたはずなのに私が落ち着くまでクイーンもスタッフさんも待ってくれて、写真撮ってもらいました。
そのあとはアクアリア、デトックス、チャチキのテーブルへ。
実は歴代ドラァグレースに出演したクイーンの中で1番好きなのがアクアリアなので、嬉しさのあまりさらに号泣。
泣きすぎてデトックスに"there is no crying in drag"って言われてしまいました(笑)
友人とクイーン全員にお土産を購入したんですが(誰になにあげようかあって真剣に考えるショッピング、最高に楽しかったです)
アクアリアには事前にポケモンセンターでポケモングッズを大量に購入してて。
それを渡したらとても喜んでくれて、オタク冥利につきる。となりました。
頭が全く回ってなかったので最推しなのにアクアリアにだけサイン書いてもらうの忘れてて、
それにサイン書こっか?ってアクアリアから聞いてくれたの、滅茶苦茶に優しかった。
あと、こちらのテーブルでもみんなして服装を褒めてくれたのですが、お世辞だったとしても、私がかわいいと思って選んだ服装をクイーン達に褒めてもらえて感激でした。
ちなみにこんな格好でした。
せっかく撮ってもらった写真、泣き顔だしパニックでポーズなぞだしで、なんとも言えないんですが、一生の宝物だし、最後は棺桶に入れて欲しいです。
まだミーグリまでのことしか書けてないですが書きたいことが山のようにあるので一旦ここまでにします。
文字にしてみたらオタクの溢れ出る感情しかなくて、全く何の参考にもならないんですが、数年後にまた思い出してこの日の記憶に浸りたいので、自己満足記録ということで。
次はいよいよライブ本番!!