ドラマ『#blackAF』S1感想
海外ドラマ『#blackAF』シーズン1の感想です。
Netflixにて鑑賞しました。
ケニア・バリスというこのドラマのプロデューサーが本人役として主演もしてて、内容もケニアの人生をそのままドラマにしたような感じなんだけど、
インタビュー形式でカメラに話しかけててモキュメンタリーというかなんというかモダンファミリーみたいな感じでしたね。
ケニアが何でもかんでもしつこく奴隷制に関連して話すことが毎epのタイトルでもネタにされてるけど、
ケニアが言ってること結構分かるかもと勝手に共感してしまった。
けど、これもアジア人の私が、ケニアの黒人だからこそ思うことに共感するっていうのも何かモヤモヤするし、何が正しくて何が正しくないのか分からなくなった。
ステレオタイプと統計的な事実(?)の境界線の曖昧さとか。
確かにアフリカ系の人ってゴールドチェーン首から下げてることが多いけど、アフリカ系だからチェーン付けてるでしょ?って実際つけてるかどうかも知らないのに勝手にこっちが決めつけるのはダメじゃん。
けど、アフリカ系であり、チェーン付けてるケニアに対して、白人がチェーンいいね!って言うことにケニアは、え?ってなってて。
もちろんその白人が、馬鹿にする意味でチェーン褒めたんだったら、それはアウトですが、そんなことなくただチェーン似合ってるなあと思って褒めただけなら、ケニアの考えすぎかなとも思うし、それはそれで勝手に白人だから黒人のことステレオタイプで見てるはずっていう気持ちがケニアにはあるはずだし。
滅茶苦茶曖昧なラインだなあとなる。けど考えるのをやめてはいけないよなあ。
あと確実にoffenceしてるのにno offenceって言ってるんだから許されるでしょう文化はまじで謎。
ラシダ・ジョーンズ、いつみても女神レベルで神々しくてまじで尊いし、ママ役最高でした。
自分だって出産で体壊すまでは弁護士として必死で働いてたのに、「俺のおかげでこんな暮らしできてる」とか言われたらそらキレるわな、となったし。
あと毎話スニーカーが激かわ!!!わたしも厚底のゴテゴテスニーカー履こ!!!!!!
ほかのファミリーみんなの服装ゴテゴテでかわいいしそれ見てるだけでも楽しかったのでシーズン2待ってます!