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『ワンダーウーマン』(Wonder Woman) 感想

映画『ワンダーウーマン』(Wonder Woman) の感想です。

 

MOVIX京都にて今再上映してるので行ってきました。初ドルビーシネマ!

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最近、アニメ&漫画の『進撃の巨人』に急にハマったので、ずっと善と悪とか平和とか戦争とかいろんなこと考えてるのですが、この映画からもそのテーマについて感じることが多くあって。

 

"悪者"1人を倒せば終わり!なんて単純なものじゃない的なこと言ってたけど、本当にそうだよね。戦争を終わらすためには犠牲も必要なんだって塹壕でスティーブが言ってたの、その場にいる人を見捨てるかのように聞こえてしまったけど、結局彼は最後自分の命を犠牲にして毒ガスがロンドンに撒かれるのを止めてたしなあ。けど、塹壕の場面では、ダイアナがそんなの許せないって自分から動いて、結果村を一つ救ってたし。

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良い人と悪い人とかじゃなくて、判断に現れるんだ(滅茶苦茶うろ覚え)的なこと言ってたけど、その通りかもしれないです。

 

あと、言わずもがなですが、ワンダーウーマンという女性ヒーローの映画が存在してくれることを祝いたいです。


マーベルとかDCとか、なんか私には合わない気がして、昔は避けてたんですが、それも「男の世界」感をゴリゴリに出されてるから疎外感感じて、観る気にならなかったのかもなあと気づいたんだけど、他の女性はどうなんだろうと聞いてみたい。

 

例えば、カーチェイス映画とかアクション映画とかも。『マッドマックス4』ハマってたとき、女の子がマッドマックス?みたいな意見ちらほらネットで見かけたんですが、そういう意識を周りも私も持ってたせいで今まで気付いてなくても色んな出会いとの可能性を狭めてたかも。と悲しくなる。


けど、そんな悲しみに負けずに、こういう映画がもっともっと世に出て、"女性"のヒーロー映画ということがその映画の宣伝文句の一つにならないくらい当たり前になっていったとき、私らの下の世代の子たちにはどんな未来が待ってるのか、ってことを楽しみにしたいです。

 

(女の子にもっとフォーカスしよ!とか女の子は男の子より強いんだから!とかが言いたいんじゃなくて、強い女の子もだし、繊細な男の子もだし、それぞれもっと多様な書き方があってもいいんじゃないか?そうしたらもっと多くの人が自分を代弁してくれるキャラクターを見つけれて、ちょっとでも生き易くなるじゃないの?ということが言いたいんだけど、いつも上手く伝わっているのか不安になります。)

 

男性兵士ばかり集まって会議してるところにダイアナが入っていって、女性1人だけ浮いてるの、そんな状況、仕事でよくあったなあと懐かしくなりました。そんな環境の中頑張れた自分のことは誇りに思うけど、居心地の悪さはずっとあったから良い思い出とも悪い思い出とも言えないですが。

エレベーターも会議室も定食屋さんも女性は大抵私1人だったなあ。

 

スーパーヒーローもので現実の戦争(今回だとWW1)が舞台になってることが新鮮だったのですが、これは私が普段あんまりヒーローもの観ないからなのかな。誰か教えてください。

 

初ドルビー、音が凄まじくてたのしかったです。エンタメ性。

最近これまた再上映してくれている大好きな『ダンケルク』、今月すでに2回行きましたが、ドルビーでもう一回観たくしたくなってしまいました。