『ハリ・コンダボルの家族と話し合え』(Hari Kondabolu: Warn Your Relatives)感想
『ハリ・コンダボルの家族と話し合え』(Hari Kondabolu: Warn Your Relatives)の感想です。
Netflixにて鑑賞しました。
ニューヨーク出身(両親はインド出身)のハリ・コンダボルによるスタンダップコメディ番組。
Netflixオリジナル作品です。
メッセージ性超絶強いのに、普通に滅茶苦茶面白くて、天才かな?となりました。
久々に声出してずっと笑ってて、好きなコメディアンの1人になりそうです。
2018年公開作品みたいなんで、2020年の彼のコメディが観てみたいです。というかコロナ以降のスタンダップコメディのネタ、色んな人のん見てみたいなあ。
地頭の良さをひしひしと感じる🔥
他のコメディアンの人も頭いいなあと思うけど、他の人が言及しない部分まで突っ込んでて、着眼点が鋭いなあと思いました。
差別を批判する痛烈な一言を言った後に会場が「よく言ってくれた!」的な感じで拍手喝采という流れが今作でも他のコメディでもよくあるんですが、それに対して「これで拍手がもらえる世の中は嫌だね」って言ってて。
今までそんなふうに考えたことなかったけど、その通りやね。
インド人のマンゴーへの愛を知れたの良かったなあ、無知でした。
あと、反対意見を言ってるふりをして嫌がらせをしてる人は確かに言われてみれば残念ながらたくさんいるよなあと。
議論をしていく、というより相手のことが気に食わんので邪魔するために反対するという感じ。
人種差別や性差別の被害に今あってる人に、「時代は少しずつ変わってきてるからあと数十年したらもっと良くなるよ!」と言うのは、今苦しんでる人に向かって待てって言うこと。と言ってたのに共感した。
前者の考え方もわかるんやけど、私は今生きてるんやし、まだ諦めたくないので、何か行動しておきたいな。とか言ってどうすれば良いのか、どうしたいのか、どの方向でいけばいいのかわからんくてネットで意見書くくらいしかできてないけど。このことは自分でじっくり考えて納得したい。身近な人に寄り添いたいなあと思います。