『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』(The Death & Life of John F. Donovan)感想
映画『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』(The Death & Life of John F. Donovan)の感想です。
MOVIX京都にて鑑賞しました。
そういえば、コロナで映画館閉鎖になる前、最後に観た映画です。
グザヴィエ・ドラン監督作品。
サントラ聞き浸る日々、最高に楽しいです。
アデルのオープニングでまず思い切り心掴まれ、クレジットの文字が黄色で字体もあんな感じで『君の名前で僕を呼んで』じゃないですか!と祭りました
次作『マティアス&マキシス』が『君の名前に僕を読んで』に影響を受けたとドラン本人が公言してるみたいですが、これもちょっと関係あったりするのかなあと個人的には。
あと王道ですが、kiss meとstand by me(フローレンスアンドザマシーンのカバーだったんだね!!つよい!!!)
Florence + The Machine - Stand By Me
今回もサントラきっと最高なんだろうなあと期待値上げてましたがやっぱり最高に好きでした。
ドラン作品、全然網羅しきれてないのですが、
いつもトゥーマッチなお母さんが出てきて、最初しんどいなあとなるけど、ひしひしと子供への愛を感じて、自分のお母さんを投影して考え込んでしまいます。
わたしには小さい夢しかない女かもしれないけど、あなたが誰かに傷つけられたら絶対に助けに行くからね!!!(超絶ニュアンス)って台詞🔥
20代になってようやく母親と上手く付き合えるようになったけど、それまで本当に争いばかりで常に喧嘩してたから、ドラン作品観るといつも息子側の気持ちも母親側の気持ちもわかる気がして、そうだよなあ...となります。
個人的にドランの顔がとても好きなのでドラン出演作品である次作が楽しみです🔥
最後、堂々とバイク二人乗りするルパートの姿見て、嬉しくなったし、みんなでがんばって変えていこうねという気持ちでいっぱいです。