『僕の家族のすべて』(All in My Family)感想
ドキュメンタリー映画『僕の家族のすべて』(All in My Family)の感想です。
Netflixにて鑑賞しました。
中国出身でアメリカ在住の男性が、中国に里帰りし、家族に同性パートナーと代理出産にて生まれた子供の存在を話しに行くドキュメンタリー作品です。
「"普通"の家族でも幸せじゃないでしょ?」
っていう言葉( ニュアンスの極み )。
私は常に私が持つ価値観からかけ離れた価値観を持つ人( 女の子なんだから料理できないとね!とか、こないだ同性に迫られた。キモかった!とか平気で言っちゃう人が時々いる)に反発してしまうし、嫌ってしまうし、一生分かち合えないなと敵視してしまうんだけど、
この映画を見てたら、そのひとたちは今とは違った価値観の中で育ってきて、それを当たり前として生きてきたんだから、一概に悪者として切り捨てるのは良くないなと反省しました。
私が今持ってる価値観だって、私の娘や孫世代からしたら、は?ふざけんな?これだから年寄り嫌いと思われるかもしれないし。
難しいよなあ。「彼氏」「彼女」じゃなくて、「恋人」「パートナー」って言葉使いたいなあと思ったけど、実際普段のカジュアルな会話に使うのはなかなか違和感ある。
けど、そういう私たちの言葉が誰かを傷つけてるんだよなあ。
おじいちゃんが孫の鼻をつまんで鼻を高くしようと結構鼻に執着してたの見て、私の子供にも絶対やるぞとなったし、高校生の頃必死に鼻つまみながら授業受けてたのが懐かしくなりました。
私の両親は度がすぎるくらい私と妹の味方だったけど、私ももし子供を持つことになったら絶対的な愛情を注いで、一緒に戦って生きたいし、超絶自尊心高くて生きやすい子に育てたいです。