『製作・出演陣が語るボーイズ・イン・ザ・バンド』(The Boys in the Band: Something Personal)感想
Netflixオリジナル映画『製作・出演陣が語るボーイズ・イン・ザ・バンド』(The Boys in the Band: Something Personal)の感想です。
2020年版『ボーイズ・イン・ザ・バンド』の製作、キャスト陣にインタビューをした30分程度のドキュメンタリー作品です。
元々はアメリカで1960年代に舞台作品と作られた『ボーイズ・イン・ザ・バンド』なのですが、
あのストーンウォールより前の時代に、メインキャストがほぼゲイしかいないこの戯曲を書き上げて上演したの、とてつもなく大変なことやっただろうなあ。
自分みたいな人を描いてくれている作品に出会う時、私は本当に胸がいっぱいになるし、そういう作品のおかげでここまで生きてくれたと言っても過言ではなくて。
だからこそ映画や他のメディアでもそうやけど、繰り返し描かれ続けるようなステレオタイプなキャラクターだけじゃなくて、多様なキャラクターがどんどん登場しつつあることに喜びを感じます。
まだまだ過程やけど、私らの世代で大きく変わればいいなあ、というか変えてみせます。
にしてもキャストが本当に豪華で目がくらくらしました。なんという...!!!!!!!!
それぞれのキャスト陣が自分が小さかった時のエピソードを当時の写真とともに語るシーンが印象的。