『ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから』(The Half of It)感想
Netflixオリジナル映画『ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから』(The Half of It)の感想です。
Netflixにて鑑賞しました。
Netflixオリジナル映画にありがちな、わかりやすいラブコメ(だけどアジア系だったり性的マイノリティがきちんと存在してる世界でというところが重要)も大好きなんですが、
こないだ配信された『タイガーテール』とかこういう静かで繊細な映画も大好きなんです。
前者は都合よくハッピーエンドで終わるけど、それはそれで現実ではあり得ないかもしれなくても理想を見せることの大切さ、パワフルさを実感するし、
今作みたいな後者では何もかも上手くいくわけじゃないから、私たちの現実に寄り添ってくれてる感があるし、どっちも本当に好きです。
Netflixという圧倒的大手の配信会社が、アジア系を主人公にした映画を撮ってくれるの、私にとっては希望でしかないし純粋に嬉しいです。
同じくNetflixオリジナルで配信中のライアンマーフィーの『ハリウッド』を観てるのですが、黒人女性が主役の映画を初めてハリウッドで作るひとたちの苦労が描かれてて、今までこういうひとたちが沢山闘ってきてくれたからこそ、私が今こうやってアジア人の物語を観れてるんだなあと泣きそうになってしまう。
中学生高校生の時って、嫌でも毎日大人数と接しなきゃいけなくて、男女問わず何とも思ってなかった人が、同じ映画好きだと知ったり考え方が似てると知って惹かれたり、そういうことが今より頻繁にあったな、と。
今は会社では確かにそうかもしれないけど、プライベートでは好きな人数人としか遊んでないしそれが私には合ってると思うのでいいのですが、そういう出会いがないよなあ。
"love is messy and horrible and selfish and bold"という台詞。
アスターの、信じられるものを見つけてね!という台詞も好きでした。
🍍🦉🐛
芋虫がメガネかけてる絵文字、実在するよかな???