『タイガーテール -ある家族の記憶-』(原題:Tigertail)
Netflixオリジナル映画『タイガーテール -ある家族の記憶-』(Tigertail)の感想です。
Netflixにて鑑賞しました。
「過ぎた事 選ばんかった道 みな覚めた夢と変わりやせんな」っていう『この世界の片隅に』の周作さんの台詞思い出したなあ。
今までの人生、学校もそうだし、留学もそうだし、なんでも全部自分の希望を周りがすんなりと叶えてくれてきて、今のところ好きな人たちに囲まれて平和に生きてる私には、この言葉の本当の重みは分かってないんだろうけど、
時々ふと2年前のあの時、日本で就職という道を選ばず、思い切って海外に出てたらこんなにthe安心安全の普通の日常にうんざりしやんかったんかなあとか考え込んでしまいます。
こういう名もない移民の人たちが実際に存在したからこそ、Netflixで全世界の人が今こんな作品を観れてるんだなあと。
お母さんとこれで会うの最後かもしれないというときでも、ハグもせず、さっと去っていくのとか、家族との距離感が同じアジア人として非常に共感しました。
選択をしていくことの積み重ね。
そういう意味ではアバウトタイムの現実版といった感じでした。
アジア映画観るとき、何故か切なくなる気持ち、なんなんだろう。
台湾映画、観たことないので、これを機に挑戦しようかな。