「マーシャ・P・ジョンソンの生と死」(The Death and Life of Marsha P. Johnson)感想
映画「マーシャ・P・ジョンソンの生と死」(The Death and Life of Marsha P. Johnson)の感想です。
Netflixにて鑑賞しました。
マーシャ・P・ジョンソンというアメリカに実在したアクティビストについてのドキュメンタリー映画です。ストーンウォールの反乱で有名な方。
BLMのムーブメントの流れでこの映画も最近よく話題に上がってますね。
ストーンウォールの反乱が起こった60年代のアメリカでは、LGBTQコミュニティ内でも結婚を認められたゲイとトランスジェンダーの間で確執がある(あった)っていうのが結構衝撃的な話なんですが、
日本においては2020年現在もそもそもゲイの権利さえ大々的には認められていなくてそもそも次元が違う......となりました。
仲間たちのために、自分のために、立ち上がれるのって本当に強い。
文字にすると簡単だしチープかもだけど、こんなことできるの本当にかっこいいし、そんな勇気のある人たちを受け入れない社会はおかしい。
マーシャの死について、
「花は枯れたらもう忘れ去られるの?」っていう質問した人への、「種を生み出してより大きな花を咲かせるんだよ」って答えが印象的です。
私もいっしょに闘いたい気持ちは強くあるんだけど、それを行動に移す一歩がなかなか出なくて自分の弱さが嫌になる。
2年前にニューヨーク旅行で散策中、たまたまストーンウォールを見つけて、ここがあの伝説のストーンウォールか、って妹と噛み締めたの懐かしいです。