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『どん底作家の人生に幸あれ!』(The Personal History of David Copperfield) 感想

映画『どん底作家の人生に幸あれ!』(The Personal History of David Copperfield)の感想です。

 

大阪ステーションシティシネマにて鑑賞しました。

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アナイリンバーナード😭

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ダンケルク以来、彼のことが大好きなのですが
何で君は毎回毎回悲惨な目に遭ってしまうんや😭😭😭😭
途中までずっとにこにこ饒舌な役だったので、アナイリンバーナードが笑ってる😭レアすぎる😭今まで辛そうなとこしか見たことなかったから最高に嬉しいです😭とか思ってたのに、いや、でも悲しげ儚げな表情のアナイリンバーナードの方が好きかもしれないごめんやで😭とか思ってしまい、あーーー😭となってたら、最後あんな終わり方してしまって、悲しげな表情の方がいいとか思った自分まじ😭反省😭あーーーー😭となりました😭語彙がゼロ😭察してください😭

 

大人になった自分が小さい頃の自分に大丈夫やでって言ってたラストシーン😭わたしもあれやりたいな😭😭😭😭😭

 

邦題から残念だったので内容は置いといてアナイリンバーナードを鑑賞するためにというモチベで観に行ったら、映画本体もとてもよくて😭好きでした😭先入観やっぱ良くない😭

 

周りの人たちがそれぞれキャラ濃くてなにかと大変なのですが、けど裏切り者なユライア含めみんなが愛おしく描かれてて、こういうフィルター(?)を持って生きていきたいなあとなりました

現実と幻想が入り乱れてる感じも好みやったし確かにこれはストーリーオブマイライフと比べてしまいますね...!舞台的にも...!

物語が与えてくれる力というか、自分の物語を語ることの楽しさというか、周りの人それぞれにも物語があることというか、いろんなことを再確認できてよかった

 

自分の生まれ育った環境が他人と比べて過酷でもそれを理由に悪事に手を染めるなんてことはせず真っ直ぐ生きていこうとする人もいれば、ユライアみたいなことをしてしまう人もいて。
自分が人並みに整った環境で生きてこれたから今こうして普通に生きれてるだけで、私が後者を責めることなんてできひんよな、と最近思います。めっちゃしてしまうけど。

 

明らかに人種の多様性を意識したキャスティングで史実とはかなり異なると思うのですが、これに対して後ろに座ってた二人組が現実と違いすぎるやろって怒ってて。私はどう受け取ればいいのか分からんかったので考えたいです。

そのひとの人種が物語に深く関わってくるような映画とか歴史映画以外は、その映画の時代の状況とは違ってもいいのでは?と思ったのやけどどうなんやろうなあ。
ディケンズの半自伝的物語というのがなんとも言えない感あるけど、映画自体、現実離れした描写が沢山あってフィクションですよって強めに伝えてきてたからこのキャスティングで良かったんじゃないかなあ。
これが白人だらけの映画なら私は居心地悪かったと思うのやけど。