『裸足の季節』(Mustang) 感想
映画『裸足の季節』(Mustang) の感想です。
Netflixにて鑑賞しました。
※ネタばれあります。
5人の美しさと瑞々しさと儚さが半端じゃなくて私そっち方面に目覚めるかと思ったくらいでした。
まず最初の海のシーンで、すでに、ああこういう映画大好きーー!!!!!美しすぎる!!!ルンルン!!!!!!って思っていたら、
まさかこのせいで家に閉じ込められることになって衝撃だった。
その時は、おばあちゃんいくら何でも頭古すぎない!?許せん!!!!って思ってたけど、映画が進むにつれ、おばあちゃんも被害者に見えてきたというか。
あのイスラム社会の男尊女卑の考え方の犠牲者であるし、おじちゃんに散々な仕打ちを受けてることが判明して、やっぱりその人のバックグラウンドを知らずに勝手に批判するのは良くないなあと実感。
おじちゃんもその社会で育ってるから本人的にはそれが当たり前でそれが正義だと信じているんだろうし、悪意はないんだろうから難しい。
ちょっと『ルーム』を思い出したなあ、抜け出したときのあの感じ。なんでもない普通な世界なはずなのに急にキラキラして見える。
この光の柔らかさは何なんだろう。引き込まれる。
映画館で観るべき映画でした。観たい!と思いながら中々映画館に出向かなかった去年の私に怒りたいです。
なかなかヘビーで心痛むシーン多かったから簡単にはもう観れないけど、あの姉妹の美しさには毎日触れたい!観て心を浄化したい!天使だった。